1953-06-25 第16回国会 参議院 大蔵委員会 第7号
「政令で定める」と申しまするのは、これは平たく申しますと、現在の状況では、一番初めから申しますると、金を買上げてから戻しておるわけでありますが、その戻しておるところの量いうものがだんだん殖えて来ているわけでありまして、最近では大体買上げた金量のうちの三分の二くらいを還元する、要するに政府の手持になるのは三分の一というくらいな程度でやつております。
「政令で定める」と申しまするのは、これは平たく申しますと、現在の状況では、一番初めから申しますると、金を買上げてから戻しておるわけでありますが、その戻しておるところの量いうものがだんだん殖えて来ているわけでありまして、最近では大体買上げた金量のうちの三分の二くらいを還元する、要するに政府の手持になるのは三分の一というくらいな程度でやつております。
それから第二の反対理由は、この第四条ですが、今後日銀から安く買上げた金ですね、それを再評価した場合その差額です。これの補償の問題ですが、それは別に法律で定めるところによつて処理するものとする、この法律の内容が何らわかつていないのです。何ら示されておりません。一応その説明はされましたが、併しどういう具体的内容になつて来るのだかわからないのです。
これは買上げたら金を出さなければならないでしよう。
○黒田英雄君 それから政府が買上げた金、特に金ですが、金について、歯科その他いろいろな工業に拂下げられておるようでありますが、政府は一部は勿論保有されて、いろいろなものに使われるだろうと思うのでありますが、この提案理由のときにも、いろいろ国際收支の均衡を実現するとか、我が国が国際通貨基金に加入する場合のことを考えるということがあるのですが、これらの準備のために或る目標を置いて保有するというようなことをやられるわけですか